カラスビシャク



亜綱 : オモダカ亜綱 Alismatidae
目 : オモダカ目 Alismatales
科 : サトイモ科 Araceae
属 : ハンゲ属 Pinellia
種 : カラスビシャク ternata
学名:Pinellia ternata (Thumb.) Makino
和名:カラスビシャク
英名:crowdipper

カラスビシャク(烏柄杓)とは、サトイモ科の植物の一種。 学名:Pinellia ternata。

山地の道端や畑地に自生する多年生草本で、畑では雑草になる。

葉は長い葉柄があって立ち上がり、先端に3枚の小葉を着ける。 葉柄の中ほどにはムカゴを着ける。

開花期は初夏。緑色で、ウラシマソウを小さくしたような花序の姿である。

コルク層を除いた塊茎は、半夏(はんげ)という生薬であり、日本薬局方に収録されている。 鎮吐作用があり、半夏湯(はんげとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などの漢方方剤に配合される。

カラスビシャクが生える7月2日ごろが半夏生という雑節になっている。

北アメリカの一部では、侵略的外来種として問題視されている。

(ウィキペディアより)

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