キブシ



目 : スミレ目 Violales
科 : キブシ科 Stachyuraceae
属 : キブシ属 Stachyurus
種 : キブシ S. praecox
学名:Stachyurus praecox
和名:キブシ

キブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox)は、キブシ科キブシ属で雌雄異株の落葉低木。
別名キフジとも。

高さは3〜4m。3〜5月の葉が伸びる前に淡黄色の花を穂状につける。花茎は枝の各節から出て垂れ下がり、それに一面に花がつくので、まだ花の少ない時期だけによく目立つ。この花芽は、夏の終わり頃にはすでに出てくる。
北海道〜九州の山地の明るい場所に生える。成長が早く、一年で2mくらいは伸びる。先駆植物的な木本で、荒れ地にもよく出現する。生育環境は幅広く、海岸線から内陸の川沿いまで見られる。
和名は、果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことによる。
変種には、海岸近くに生え、枝が太く花序と葉が長いエノシマキブシ(Stachyurus praecox var. matsuzakii)がある。

(ウィキペディアより)

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