ツゲ



綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : トウダイグサ目 Euphorbiales
科 : ツゲ科 Buxaceae
属 : ツゲ属 Buxus
種 : ツゲ(母種) B. microphylla
変種 : ツゲ var. japonica
学名:Buxus microphylla var. japonica
和名:ツゲ(黄楊、柘植)
英名:Japanese Box

ツゲ(黄楊、柘植、学名:Buxus microphylla var. japonica)は、ツゲ科ツゲ属の常緑小喬木。庭木や街路樹として、よく用いられる。

特徴
関東〜九州に分布する。葉は対生で、丸くて硬い。花期は3-4月。淡い黄色の細かい花を咲かせる。

材は黄褐色で極めて緻密。そのため、印材、版木、将棋の駒、櫛などに利用される。生産地としては、東京都御蔵島が有名。

将棋の駒以外は、代用品が現れて、限られた高級品としての用途に限られてきている。将棋の駒も、プラスチックなど、代用品が出てきて、それほど利用する事もないが、プロの棋戦などに利用したりする。勿論、代用品より高価で、駒になれば工芸品の価値もでてくる。

材は、黄褐色であるが、たまに斑入りのものもある。それは、虎斑などと呼ばれ珍重されている。

ボックスの語源
英単語のbox(箱)は同属のセイヨウツゲBuxus sempervirensを指すbox(またはboxwood、boxtree)に由来する(さらにはラテン語buxusに由来する)。この木は古くから細工物に使われ、この木で作られた小箱をboxといったが、のちに一般の箱もboxと呼ぶようになったのである。

(ウィキペディアより)

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