- 誰でも参加できる低バック液シンによるマイクロドージング.
- β線波高スペクトルも提示して最適条件で計数されていることを立証しよう.
- 尿試料では, 40Kの影響を極小にすることが肝要.
- 定量限界は0.5 dpm/mL urineでAMSより優れている.
- AMSでは,投与量(Bq)と次元の異なった物理量(mol)を求めている.
- 無担体標識体1 nmol/man投与でマスバランススタデーが可能である.
はじめに
1. 核化学の基礎
核子,同位体,核種,放射性壊変,壊変エネルギー,電子ボルトeV
放射能の単位
放射性壊変の種類
放射線の検出
2. β線波高スペクトル
ヒト尿のβ線波高スペクトル
計数効率とバックグラウンドの妥協の問題
β線波高スペクトルと分子スペクトル
3. 低バック液体シンチレーションカウンタ
液体シンチレーションカウンタの進歩
Low BG LSCの構成
測定精度の比較
最適ウインドウで計数することの重要性
Low BG LSCの経済効果
Low BG LSCにおける選択肢
MDにおけるLow BG LSCと AMSの比較
4. マイクロドージング試料の14C 量を精確に量るために
計算式と内部標準添加法
BGの変動とその補正
5. マイクロドージングを始めるに当たって
MDに伴う放射線障害は杞憂,それよりこわいcross contamination
投与量と試験項目
将来の展望
おわりに
文献
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